育休中のパパの約3人に1人が一日の家事・育児「2時間以下」。「育休を取得しない」場合よりママの家事・育児役割分担納得度が低い結果に~【「変えよう、ママリと」 × 日本財団 調べ】~

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 ママ向けNo.1アプリ*1「ママリ」を提供しているコネヒト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 北吉 竜也、以下「コネヒト」)は、公益財団法人 日本財団と共同で「パパ・ママの育児への向き合い方と負担感や孤立感についての調査」を実施いたしました。

 本調査では、「育休を取得しない」もしくは「育休中の家事・育児時間が一日あたり2時間以下」の場合、ママの家事・育児役割分担納得度が低い結果となりました。
 また、パパの育休でママが不満に思う理由として、「なにをしてほしいのか育休取得前に話し合えばよかった」や「なんのための育休か旦那が理解してほしい」といった声が挙げられました。
 これらのことから、夫婦がお互いの育児スタイルや育休へのスタンスを話し合い、認識をすり合わせた上で育児や育休に臨むことで、夫婦の役割分担への納得感が醸成され、その後の生活満足度につながると考えられます。

 この結果を踏まえコネヒトでは、「夫婦間で育児/育休について話し合うきっかけとなる冊子の制作」(https://camp-fire.jp/projects/211558)に取り組み、男性育休の推進や夫婦間のコミュニケーション強化に取り組んでまいります。

<調査トピックス>

  • 育児の「身体的」「心理的」負担を約6割が感じている
  • 夫(パートナー)の育休中の一日あたり家事・育児時間が約3人に1人が2時間以下
  • 夫(パートナー)が育休を取得しない、または育休中の家事・育児時間が少ない場合に、妻の役割分担納得度が下がる。特に、育休中の家事・育児時間が一日あたり2時間以下の場合、育休を取得しない場合よりも妻の役割分担納得度が下がる
  • 「家事・育児役割分担納得度」が低いと「生活満足度」も低い傾向がある

<調査概要>

  • 調査日 :2019年10月15日(火) ~ 2019年10月23日(水)
  • 調査方法 :アプリ「ママリ」のユーザーに対してインターネット調査を実施
  • 調査人数 :3,992名(有効回答3,899名)
  • 調査対象 :子供が1人以上いるママ

※本調査の情報をご利用いただく際は、出典元として必ず【「変えよう、ママリと」 × 日本財団 調べ】とご記載ください。
※集計は、小数第2位を四捨五入しており、数値の合計が100%にならない場合がございます。

 完全版およびグラフ画像一式はこちらよりダウンロードしてください。
https://kfs.kddi.ne.jp/public/rVEsAA7dQo6A_-wB5ZZuF1CxFBAczVEBQ247V1hK4IrX


■育児の「身体的」「心理的」負担を約6割が感じている

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 「現在、あなたは育児/子育ての『身体的』負担をどの程度感じていますか」の質問に対して、「とても負担」「少し負担」と65.5%の方が回答し、「現在、あなたは育児/子育ての『心理的』負担をどの程度感じていますか」の質問に対して、「とても負担」「少し負担」と59.1%の方が回答しました。約6割の方々が育児に対して「身体的」「心理的」負担を感じていることがわかりました。

■育休中のパパの約3人に1人が一日の家事・育児「2時間以下」

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 「育休中の夫(パートナー)の家事および育児時間は一日合計どの程度でしたか」の質問に対して、「1時間以下」が17.7%、「1時間超2時間以下」が14.6%となり、約3人に1人が家事・育児に一日あたり2時間以下しか費やしていないという結果となりました。

■育休中の家事・育児時間が少ないと、「家事・育児役割分担納得度」等が低い傾向がある

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 「家事や育児について、何をどちらが負担するかといった『タスクの見える化』ができていると思いますか」「普段、ご自身と夫(パートナー)で家事や育児の役割分担やお互いの要望について話し合う場をもっていますか」「ご自身と夫(パートナー)で家事や育児の役割分担は、双方納得できるカタチでできていると思いますか」という3つの質問に対して、「育休中の家事・育児時間5時間超」「育休中の家事・育児時間2時間以下」「取得せず」で比較したところ、「育休中の夫の家事・育児時間が1日あたり2時間以下」の場合で、タスクの見える化度、話し合う場の頻度、役割分担の納得度がいずれも最も低い結果となりました。

■「家事・育児役割分担納得度」等が低いと、「生活満足度」も低い傾向がある

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 「あなたは、育児をしている今の自分や現在の生活にどの程度満足していますか」の質問に対して、タスクの見える化度、話し合う場の頻度、役割分担の納得度が低いと、生活満足度も低い傾向があることがわかりました。

■育休取得については意見が分かれており、理由も多様

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 「今後、夫(パートナー)に育休を取得してほしいと思いますか」の質問に対して、「とてもそう思う」「ややそう思う」が52.5%、「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」が47.5%という結果になりました。

〈育休中に期待すること〉

  • 細かい家事や育児のタスクを分担する以上に、心理的負担を分担したい
  • しっかり自分の子どもだということを知ってほしい
  • 主に家事と上の子のケア
  • 家事も育児も一通りできるようになって欲しい
  • 新生児の大変さを感じて欲しい。新生児のうちから育児を手伝ってほしい

〈育休を取得してほしいと思わない理由〉

  • 普段から家事や育児をやってもらっているので特に必要と感じていない
  • 夫の様子を見ると、子育てに自主的に取り組めるとは思えないから
  • 自分のペースで子育てをしたいのとお給料の面で不安
  • 一人になりたいときもあるから、平日に1日とか休みを取ってくれたほうが嬉しい
  • 夫婦二人でキャリアを喪失する必要はないと思う

※回答は一部、抜粋加工をしております。

 このことから、育休へのスタンスは多様であり、育休の活用方法の啓蒙とともに、各夫婦に合った育児スタイル・育休へのスタンスを話し合う機会の創出が望まれます。

 現在、コネヒトでは本調査結果より男性育休の質の向上にむけ、「パパの育休の過ごし方を考える」冊子を制作・配布するため、クラウドファンディングを行っています。
クラウドファンディングの詳細はこちらよりご確認ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/211558

 完全版およびグラフ画像一式はこちらよりダウンロードしてください。
https://kfs.kddi.ne.jp/public/rVEsAA7dQo6A_-wB5ZZuF1CxFBAczVEBQ247V1hK4IrX

【「変えよう、ママリと」について】
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 2018年6月から始まった「ママリ」の社会発信プロジェクト。ママの声を起点に、ママが一歩を踏み出しやすい社会の実現に向けて取り組んでいきます。
 第一弾は「働くこと」をテーマに据えて活動をしてまいります。

概要はこちらからご確認ください。
https://change.mamari.jp

 現在、「変えよう、ママリと」では、ママ起点の変化をともにつくっていただけるパートナーを募集しております。

【ママリについて】
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 「ママリ」はママ向けNo.1アプリ、情報メディアを展開する、国内最大級のママ向けサービスです。
 月間閲覧数約1.5億回、月間投稿数150万件、2018年に出産した女性の3人に1人*2が会員登録をしています。
 「ママの一歩を支える」というミッションのもと、記事やQ&Aのやりとりを通してママが抱える悩みごとを解消しています。多くのさまざまなママたちの声が集まる場という特徴を活かし、購買判断を支える「ママリ口コミ大賞」や行動したママを受け入れやすい社会をつくる「変えよう、ママリと」プロジェクトを開始。家族の意思決定者であるママを支えてまいります。

<情報メディア>
https://mamari.jp

<Q&Aアプリ>
iOS:http://apple.co/2jjuY9f 
Android:http://bit.ly/2xt1lsz

【コネヒト株式会社について】
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 「人の生活になくてはならないものをつくる」をミッションに、家族のライフイベントにおける意思決定をITの力でサポートする会社です。今後、更に多様なライフイベント領域で、家族の選択の一助となるサービス提供を目指してまいります。
https://connehito.com

事業内容:ママ向けQ&Aアプリ/情報メディア「ママリ」の開発、運営
所在地:東京都港区南麻布 3-20-1 Daiwa麻布テラス5階

*1:妊娠中〜2歳0ヶ⽉の⼦供を持つ⼥性1,084⼈を対象とした調査より「現在使っているアプリ(妊娠・⼦育て系) をすべて教えてください」で第1位(2019年3⽉実施、調査協⼒:インテージ)。

*2:「ママリ」内の出産予定日を設定したユーザー数と、厚生労働省発表「人口動態統計」の出生数から算出。